部屋の雰囲気を変えたい、設備の使い勝手を良くしたいなどを理由に、リフォームを行うことはよくある話です。
なかでも、畳の部屋をフローリングに張り替えるリフォームは人気があります。
ここでは和室を含めたフローリング張替えのパターンについて簡単にご紹介したいと思います。
パターン
来客用としてや、寝室として利用する和室ですが、ライフスタイルの変化によって利用しづらく感じることもあります。
その場合にはフローリングの洋室にリフォームすることを考える方もいるでしょう。
畳からフローリングのリフォーム方法にはいくつかのパターンが考えられます。もちろん、これは畳のみならず、他の素材でも同じです。
・床材(畳)を剥がしてフローリング張替えをする
・床材の上からフローリングを重ねる
・床材の上からラグなどの素材を敷く
ここでは、床材を剥がすフローリング張替えリフォームについて紹介したいと思います。
フローリング張替え費用
8畳ほどのお部屋からフローリング張替えにかかる費用の相場は、床材(畳)を剥がした下地の状態によって10万円~50万円ほどです。
リフォームの日数について
フローリング張替えの施工期間は、早い場合には半日程度ですが、平均で1日〜2日ほどです。床材を剥がした下地の状態が悪ければさらに日数はかかります。
フローリング張替えがおすすめの理由
畳の部屋に限らず、床材によってはフローリングへの張替えがメリットになる場合もあります。
和室の場合には、洋室にリフォームができることが一例です。
また、一般的に畳を含め、フローリングの下には下地材が敷かれています。
下地材はシロアリの影響を受けやすく、経年劣化による傷みも少なからずあるので、下地の状態を確認しながら施工できるリフォームは建物を守ることにもなりおすすめです。
また、重ね張りをする場合には段差も生じます。年配の方の場合には転倒の恐れもありますが、張替えならばリスク回避ができます。
重ね張りについて
無垢フローリングと似ていることにより、手軽に木の質感を与えることができるのはクッションフロアです。
モダンな木造住宅には最適な素材です。
フローリング張替えと若干異なるクッションフロアは、木目が印刷されたカーペットという感じです。
加工のしやすさが魅力で、畳の上に敷くこともできる重ね張りになります。
クッションフロアであれば、メンテンスも簡単ですし、水を弾くので汚れにくくなります。
キッチン・トイレなどの水回りにもおすすめで、防音性もあるので子供のいるご家庭向きです。
手頃な費用なので、適材適所で張替え・重ね張りを利用してみてはいかがでしょうか。