ドラマや映画などの映像作品の中で映るセットは
とてもモダンでうらやましいですよね。
リフォームを機会に、ご自宅内をおもいっきりモダンに仕上げてみたいと
考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではモダンなリフォームのアイディアを紹介します。
最近人気のモダンなデザインとは?
リフォームにも毎年のようにブームがあり
屋内の人気デザインは常に変化をしています。
では近年人気のモダンなデザインには
どのようなアイディアが見られているのでしょうか。
主な人気デザインについて紹介します。
在宅ワークもバッチリ!リビングで仕事や学習ができるデザイン
近年は社会情勢の大きな変化もあり、ご自宅で仕事や学習に励む人が急増しています。
この社会情勢の変化はリフォームにも大きな影響を及ぼしており
リビングやベッドルームを中心に「デスクスペース」を作る方が急増しています。
単なるパソコンデスクを置くだけでも仕事や学習は可能ですが
モダンなデザインとは言い切れないものです。
そこで、壁付けにデスクスペースを増設したり
モダンな作業スペースをつけ、パーテーションなどで
住まいスペースとデスクスペースを区切るなどが人気となっています。
北欧デザイン
安定した人気を誇る北欧デザインは、ここ数年も安定した人気を見せています。
北欧風のデザインは全体的に明るくナチュラルなトーンが特徴です。
グレーや木材そのままの色合いを生かしたデザインが多く
床材にもこだわる人が多くなっています。
モダンな印象に仕上げるためには
照明器具など細やかな点にも配慮をするリフォームがおすすめです。
リビングをワンランク上のデザインへ
リフォームの際にこだわる方が多いスペースは
やはり家族がゆったりと寛ぐリビングが中心です。
近年リビングのデザインは上記で解説した北欧デザインの他に
高齢化社会にも対応できる和モダンなデザイン
ちょっとカジュアルモダンを意識したニューヨークスタイルなども人気となっています。
リビングは従来のシンプルな雰囲気から、コンセプトがはっきりとした
カフェスタイルな雰囲気も人気となっているので
ご自身のお好みのデザインに施工をすることがおすすめです。
家の中を改装するなら、リフォームとリノベーションのどちらが正解?
ご自宅の改装について調べていると
リフォームとリノベーションの2つの用語が混在しているのではないでしょうか。
では、モダンな内装にチェンジをするなら
どちらを選択することが正解なのでしょうか。
まずはリフォームとリノベーションについて整理をしましょう。
リフォームとは
一般的なご自宅内の改装は、リフォームを呼ばれています。
例えば従来のキッチン設備が古くなったことに伴い
場所はそのままに新しいシステムキッチンを導入することはよくある工事です。
この場合はリフォーム、と呼んでよいでしょう。
また、今まで使っていた和室を介護向けに段差レスにしたり
ベッドルームに簡単な在宅ワークスペースを作る場合にもリフォームと呼びます。
リノベーションとは
では、リフォームとは異なり、リノベーションとはどういう意味でしょうか。
リフォームと工事の領域に明確な区別があるわけではないですが
リノベーションはリフォームよりも大胆な改装を意味します。
壁を増やしたり減らしたり、間取りを大きく変化させたり
既存の柱を残して変革をもたらすような工事はリノベーションと呼びます。
築年数が古いマンションが大幅に改装される場合も
リノベーションと呼ぶことが一般的です。
費用を安く抑えるならリフォームが正解
家の改装や改築に正解が設けられているわけではありませんが
先に触れたようにリノベーションは大掛かりな工事に発展します。
つまり、モダンな変化を気軽に楽しみたい場合には
工期も費用もリフォームの方がお手軽です。
空間を簡単に改装するだけでも十分に雰囲気は変わりますので
是非リフォームでまずは設計や費用をご検討されることがおすすめです。
中古住宅・マンションをモダンにしたいならリノベーションが正解
一方、築年数が古い中古住宅やマンションを
もっと快適にモダンなデザインにして暮らす場合にはリノベーションがおすすめです。
費用はリフォームよりも高額化しやすいですが
水道設備や電気工事もやり直すことで、利便性は一気に高まります。
工期も長くなりますが、仕上がりは新築のようなモダンさを体感できます。
近年は築年数の古いマンションを見直す動きが高まっているので
お得に買って自分の好みに仕上げる場合には
リノベーションをご検討されてはいかがでしょうか。
リノベーションの高額化には注意を
リノベーションは場合によっては
新築に匹敵する工事が発生する可能性があります。
その原因は「耐震構造」です。
古い住宅の壁などを壊して工事をする場合には、耐震強度が不足してしまう可能性があり
新たに追加工事を行う可能性があります。
また、ツーバイフォー工法など特殊な工法の住宅によっては
壁が柱の役割を果たしているため大幅なリノベーションは見込めない可能性もあります。
安く古い住宅を買いモダンなリノベーションをすることは人気がありますが
一方で思っているよりも高額の施工費用が発生する可能性があります。
構造の資料や施工費用は住宅の購入より前に入手し
十分に検討をするように注意しましょう。
低価格のリフォームでモダンにするコツはある?
モダンなデザインは高い、と諦めてしまう前に
安価なリフォームでもモダンなデザインにするコツがあったら
知りたいのではないでしょうか。
そこで、お手頃価格のリフォームについて紹介します。
水回りのみモダンにリフォーム
水回りの設備は経年劣化が目立つ場所ですが
リフォーム費用は案外安いものです。
最新のデザインの設備であってもスタンダードなプランなら費用もお手軽です。
例えば来客時にも視界に入りやすい場所にキッチンがある場合には
一部分のみに絞ってリフォームされるのもおすすめです。
照明などの設備をリフォーム
新築時にはモダンさにはこだわりが無かった場合は
シンプル過ぎる照明器具ではありませんか。
モダンにしたい場合には
こだわりの証明やダウンライトの増設などがおすすめです。
特にダウンライトはテレビとの相性がよく
シアタールームのような雰囲気が演出できます。
照明のみに絞ったリフォームも安価で施工可能です。
まとめ
いかがでしたか、今回は人気のモダンなリフォームについて紹介しました。
リノベーションとの違いや注意点も解説しましたので
是非施工の際のアイディアにご活用ください。
モダンで使いやすい素敵なお部屋をこの機会に作ってみませんか。