ーフローリングだけではもったいない？床材を選んでリフォームー

床のリフォームといえば、木の板を張り合わせた「複合フローリング」や、ナチュラルな木目が美しい「無垢フローリング」を選ぶ方が多いです。

しかし、せっかくリフォームするなら、ほかの床材も検討してみてはいかがでしょうか。

今回は、フローリング以外の床材に関してご紹介します。

床・フローリング

先に紹介したように、床リフォームなら「無垢フローリング」「複合フローリング」を採用することも多いです。

子ども部屋、寝室、リビングの床リフォームに適している床材ですが、既存のフローリングの撤去や処分も面倒になるなら「シートフローリング」も検討してみてはいかがでしょう。

薄いものは施工も簡単です。

では、フローリング以外の床材についても見ていきましょう。

防音や断熱性に優れているのがカーペット。

繊維素材でできており、音が響きにくい特徴があります。

階下への足音が気になるなど、室内遊びが好きなお子さんのいるリフォームに人気です。

柔らかく暖かい素材なので、床に寝転ぶことも可能です。

デメリットとしてダニが発生しやすいイメージも多いですが、最近では汚れも落ちやすくダニ予防、抗菌加工されたタイプもありす。

また、フローリングは滑りやすく、足腰にも負担が大きいため、柔らかく滑りにくい優しい床材を選んでみても良いでしょう。

カーペットとは対象的に冷たさを感じる床材です。

ツヤ感がある素材のため、リフォームすることでより高級感を演出できます。

タイルは耐久性が高く、傷がつきにくいのも特徴です。

水や油汚れにも強いので、キッチン、玄関などの汚れやすい場所のリフォームにも適しています。

色柄も豊富ですし、フローリング同様、床暖房と組み合わせることも可能です。

和室をリビングとつなげるリフォームや、洋室へリフォームすることも多いですが、畳は優れた床材です。

適度なクッション性を持ち、音も吸収します。

万が一転倒しても、フローリングやクッションフロアよりも衝撃を吸収し、ケガをしにくいメリットもあります。

床リフォームではフローリングの一角に畳コーナーを設けることも可能です。

最近増えているのは、樹脂や和紙を使ったデザイン畳です。

敷き方にも工夫を凝らせるため、お部屋のテイストやインテリアに合わせることができます。

今回は床リフォームについてご紹介しました。

フローリングも魅力が多いですが、子どもの遊ぶスペースとして、家事スペースとして、客間としてなど、部屋を使用する際に地べたに座ったり、素足で歩くことや横になることも考えてみてください。

床リフォームの選択肢が増えると思います。ぜひ、フローリング以外にも目を向けてみてください。