室内の扉やドアのリフォームは、どのようなタイミングで考えるのでしょうか。
例えば、介護などが必要となって現在の扉やドアで不便な時や、部屋の印象を変えたいという時ではないでしょうか。
室内の扉やドアには多くの機能を兼ね備えた商品があります。
例えば、それほど大きな力を必要としないでドアがきちんと閉まる扉。
扉を、開けたり閉めたりするときの音が小さな扉。ペットが通れるためのペット用のくぐり戸が付いたデザインのドアなど、
利用者が必要とする機能がついた様々なドアがあります。どのような機能を必要としているかによって、
選ぶドアが異なってくるでしょう。
目的にピッタリのドアを選ぶことで、開閉するという目的だけのドアが非常に使いやすいものとなるでしょう。
また、このようなことでドアや扉に対する満足度が上がり、生活が便利になることは間違いないでしょう。

ドアや扉をリフォームすることで、より生活が便利になることは間違いありません。
ドアは部屋に入る時に最初に目にするものです。
ドアをリフォームすることは、ドアのデザインが変わることから部屋の雰囲気が一変します。
例えば、今までは木製のドアを使用していたものを、曇りガラスのように光が取り込めるデザインのドアにすることで
部屋の印象が変化します。また、光が廊下にまで届いて、家全体が明るくなり、あたたかい印象に変化するでしょう。
子供部屋のドアを明るい色やデザインのあるドアを選ぶことで、子供らしい印象の部屋になるでしょう。
部屋に入る時、明るい色のドアや個性的なデザインのドアを見ることで、部屋に入るのがわくわくしたり、
楽しくなると思います。このようにドアは生活に欠かせないものでありながら、
プラスアルファーの機能を取り入れることで生活が便利になり、気持ちも明るくさせてくれるものでしょう。

ドアのリフォームには、大きく分けて3つの方法があります。
一番綺麗に仕上がる方法は、ドアの枠ごとすべて新しいものにリフォームする方法です。このリフォーム方法は、
ドアだけではなくドアの周囲の枠ごと交換します。この方法は、非常に綺麗に仕上がるので、
見た目は新築の時のようになります。
しかし、枠ごとすべて交換する方法なので、枠の周りの壁に貼られている壁紙などにも影響が生じます。
そのため、ドアの周囲だけではなく枠と室内全体の壁紙をすべてリフォームする必要があります。
例えば、ドアの枠周辺の壁紙だけ交換するという方法も可能ですが、
壁紙の色に全体との差が出てしまうため違和感が残ってしまいます。
そのため、ドア枠も含めてドアをリフォームする場合には部屋の全体の壁紙まですべて張り替える
大掛かりなリフォームが理想であり、綺麗に仕上がるとされています。

次にドアのリフォームで、ドア本体のみを交換するという方法です。ドアの枠までリフォームする場合は、
ドア、ドアの枠、部屋の壁紙とかなり大規模なリフォームとなります。
さすがに、予算的に厳しいなという時にはドア本体だけの交換がよいでしょう。
ドア本体の交換では、周囲の壁を傷つけることもないため、費用をドアの交換代だけに抑えることが可能です。
ただし、ドア本体の交換では枠とドアの色に違いが生じたり、
ドア枠のサイズにぴったりあう既製品がないことなどもあります。この場合、ドアをオーダーしなくてはなりません。
この場合、結果的にドアの費用が高くなる場合もあるので費用などを含めての確認が必要です。
ドア枠と新しいドアの色に違いが出た場合、枠をドアと同じような色に塗装して
似たような材料を張り付けることで違和感ないように調整することもできます。

ドアの表面についた汚れが気になる時にはドアの表面の材料の張り替えで対応することもできます。
これは、部屋の雰囲気を変えることを目的とするドアのリフォームには最適でしょう。
しかし、このドアの表面を加工する方法は使用しているドアが古いもので傷みが激しい場合には、
表面の古くなった素材が綺麗に剥がれないこともあり、施工できない可能性もあるため、確認すると安心につながりますね。

複数あるドアのリフォーム方法ですが、ドアの種類も多くあります。ドアは開閉方法によって大きく３つに分けられます。
ドアのリフォームをする部屋、間取り、用途によって、
どのような開閉方法のドアを設置するのがよいかということを、しっかり選びましょう。

部屋のドアと言われると開き戸だと思います。この開き戸はドアを引き込む場所が必要ないため
周囲の状況を含めることなく選べるので便利なドアです。
また扉を閉めた時には、密閉性が高いドアなので部屋の隙間風が気になる場合には最適でしょう。
しかし、ドアを開閉する時には扉を開け閉めするスペースが必要となるため、
ドアを設置する部屋のインテリアや間取りをしっかり考慮する必要があります。
次に限られたスペースや廊下などには、折れ戸が最適です。折れ戸はクローゼットなどに使用されることの多いデザインです。
折れ戸は扉が折り畳めるデザインのため、ドアの扉を開くスペースが限られている場合でもスムーズに開閉できます。
また、扉同志がぶつかることがないため安心して設置できます。

他には、片開きや両開きなど様々なデザインのある引き戸です。引き戸は壁と平行にスライドして動かす構造なので、
扉のまわりに人がいた場合でも、ぶつかる心配がなく安心して扉を開けることができます。
例えば、車椅子用のトイレ等では引き戸が利用されていることが多いです。
しかし、引き戸を設置する場合は控え壁や戸袋が必要です。
そのため、扉を収納できるだけのスペースが確保できるか含めて検討しましょう。

このようにドアのリフォームを実施する時には、ドアの種類や、施工方法など様々な方法があります。
ドアのリフォームを行う時は、ドアのデザインだけに着目するのではなく間取りなども含めて検討して、
リフォームしたい部屋に適した扉を選ぶことが重要です。また、ドアのデザインによっては扉を閉めた時に
圧迫感を感じさせないデザインなどもあります。リフォームする部屋の雰囲気や場所、
目的など総合的に検討してドアを選ぶ理想的で快適なドアにリフォームできることにつながるでしょう。