「リフォームの水廻り、外廻り、内装などの種類、施工、費用についてご紹介します」


リフォームは長年住んで劣化した住まいや中古住宅を購入し、住める状態に復元する主に「改修作業」を示します。
リフォームを実際に行う範囲は、壁紙クロスの張替え、外壁塗装、
気軽に部屋の中を改修する工事などを指す場合もあります。
屋根全体や大型設備の取り換えなどのように大掛かりな工事・施工を指すこともあるため
リフォームについての線引きはあいまいです。リフォームの代表的なものは、
壁紙クロスの張替え、雨漏りの修繕、キッチンやユニットバスの交換、
フローリングなどの床材張替えなどがあります。一軒家の戸建て住宅だけに限らず、
賃貸マンションや賃貸アパートなどにおいてもリフォームは実施され、
退去時の修繕などをリフォームとする場合もあります。

住宅リフォームと聞くと家全体を増改築したりする大規模な内容で、
費用にすると数百万円以上かかるものなどを想像しますが、
数千円で済む網戸の張替え工事もリフォームとなります。
このようにリフォームといってもさまざまな種類のものがあります。
今回は、初めてリフォームを検討されるという方のために、リフォーム工事の種類についてご紹介します。
水回りフォームとは、その名の通りキッチン、トイレ、お風呂など水まわりのリフォームをすることです。
システムキッチンやシステムバスなど老朽化などによる設備機器の入れ替えだけではなく、
水道管の位置を変えたり、給湯機器の入れ替えなどもさします。
外回りリフォームとは屋根、外壁塗装やガーデニング、外構工事など家の外側の工事が含まれます。
外廻りのリフォームは日数などが必要な大規模な工事になることが多かったり、
コストも比較的高めのことが多いです。
内装リフォームとは、住宅・家の内側を工事するリフォームをまとめています。
しかし、最近では壁紙、クロスの張替え、収納スペースを増やしたり、床の張替えなどの工事にあてられることが多いです。
住居の老朽化により床材などがいたむことによって床の張替え作業が必要になります。
また、居住者の高齢化によりスロープや階段の手すりなどを新たに追加したりすることも多いです。
最近では、ナチュラル思考から自然素材を利用したリフォームが注目を浴びています。
自宅内のリフォームになるためより快適に住みたいという居住者のリクエストによりさまざまな施工が行われるようです。

増改築などの全面リフォームもリフォームにあたります。
こちらは、家を全てリフォームしたり部屋の間取りを変更したりするリフォームのことを示しています。
現在居住中の自宅を建替えすると費用が高くなることから、
リフォームした方が費用が安く済むということで人気があります。
また、都市部では法律の問題によって建替えることで
家が今より狭くなってしまうという方には人気のリフォームとなります。
リフォームには数時間や数日で完成するような手軽な施工のものから、家の全面改装など大掛かりな内容のものなど、
さまざまな種類があることが分かりましたね。ここで、リフォームのメリットとデメリットについてご紹介します。
リフォームは基本的には住まいの一部を工事するということです。
そのため、長期にわたる大掛かりな工事を伴うリノベーションや建て替えと違って、
仮住まいや引越しを必要とすることがありません。
今の家に住みながら、順番に必要な場所から施工していくことになります。
全体の費用を検討するときにも実際に施工される工事費用だけで見積もることができます。
仮住まいの住居の費用や引っ越し代などは考える必要がありません。
リフォームはリノベーションと比較すると、小さい規模での工事を表す内容がリフォームです。
しかし、実際には工事をした部分について言えば、見た目は新築同様になるという魅力があります。
現在住まわれている家全体の老朽化というより、
壁、床、屋根など家の中での部分的な改修が必要だという場合に
リフォームを選択するのが費用負担が少なくおすすめです。
費用負担も抑えられるリフォームですが、リフォームの種類によっては注意が必要になります。
たとえば、家族が増えたことによって部屋の数を増やしたいという依頼がかなり多くあるようです。
この場合、部屋を増やすという日数、規模的にもおおがかりな作業の場合、リノベーションの範囲の工事となります。
この工事の範囲によってリフォームの範囲ではなくリノベーションになってしまいリフォーム費用として考えていると、
予算を大幅に上回る金額が必要になります。そのため、リフォームされる時には、
事前に施工会社にご希望の内容がリフォームで対応できる範囲なのかなど、
内容をしっかりと押さえ確認することが大切になります。

次にリフォームによる耐震性の問題です。日本は地震の多い国です。
家の強度に関する工事はリフォーム・リノベーション・建て替えに限らず多くの工事が実施されています。
リフォームは部屋の一部などの一部のみを改修する工事のため
特定の場所の見た目や機能については新築状態を取り戻しますが、
家全体の強度として考えると工事前と変わりません。この点については、注意が必要になります。この点について、
家全体、家自体の強度の強化をリフォームで行う場合は
リノベーションや建て替えの工事よりも割高な工事費用となることがあります。
このように家の耐震強度の強化工事などは、施工会社など工事を行う会社によって工事費用が大きく異なってきます。
可能な限り複数の業者から見積もりを行ってもらい、内容、費用面などを比較検討をするようにしてください。
そうすることで、後から後悔するような大きな失敗もなく費用など予算面においても
満足のいくリフォームを行うことができるでしょう。

このようにリフォームの最大のメリットは今まで住み慣れた家をそのままの状態で
新しく家を蘇らせることができるということです。
また、工事期間が短く予算抑えられ、短期間でデザインや機能の改善をしたい場合にも大きなメリットになります。
このようにリフォームはさまざまな種類があり、費用も抑えられ、
部分的に新しい設備を導入できるなどとても魅力的な方法です。

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